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2006.4/6 いよいよ日本を [☆PEACE BOAT☆]

朝からいい天気だ!!
昨夜とはうってかわって揺れも少ない太陽の光を浴びて波もキラキラと輝いている。
紀伊半島の山々遠くに霞んで見える。風は強いが空気は美味いな。
朝早かったためデッキには人もまばら、なんか船を独占したみたいで嬉しかった。

スタッフとミーティングをかねた朝食をとりそのままピースボートセンターへ
毎日発行される船の新聞「和新聞」の取材を受ける。

新聞局の人たちも取材をするのは初めて、お互い少しだけ緊張の空気の中取材ははじまった。
たぶん10代ぐらいの彼女達は緊張の表情とは裏腹に興味津々だ、
KOH-TAOで使う楽器についてとか2人の出会いや、
目標(?)、なぜPEACE BOATに乗船したのか。
など質問を受けた、なぜPEACE BOATに、それはKOH-TAOのもう1つの活動として
「PEACE FLAG」というのがある、それをこの船の中でも展開していきたい。
それは以前日記にも書いたことだけどそちらを読んでください。
僕、個人としては戦争やテロに反対はもちろん、
デモや署名活動なども大切なことだと知っている。
そうして世論を高めて行けば何かが変わったりすることも多々あったりする。
それは集団の力、団結することによって力が生まれる。
けどデモや署名の出来ない子供たちや例えば足の悪いお年寄りなど
ちょっと行くのもなぁ~っていう方々、その気持ちもよく分かる。
何かに「反対」する、その行為はそこに「反対」するにあたいする現象が起きている。
しかしその「反対」するにあたいする行為を遂行している人達もそこに存在している。
反対と賛成そこには対立が生まれ、お互いをいがみ合ったりすることになる。
それ自体、争いごと。大きい意味で戦争だと僕は思ったりしてしまう。
じゃなぜ反対するのか、その先に何を求めているのか。
それは「平和」だと思っている、そしたら純粋に「平和」を
一人一人形にしていって繋げていこうよ、
腕を上げて叫ぶより自分の中の平和な思いや祈りを形にしていこうよ。
自分に私にできることからはじめてみよう。

神戸の街が六甲山をバックに近付いてきた。海から眺める山々も美しいなぁ。
春だし新緑が芽生えて眩しいくらい。

それを窓から眺めつつ曲作りに励む、いろんなビートでいろんな弾き方をやってみた。
8ビートがなんだか船の進むエンジン音や揺れなどに今はしっくりくるなぁ。
まぁ、それは時と場合によって違ってくる、自分の思い込みから曲ってできてくる。
しばらくして、ちょっと気分転換にジムに、昨夜は痛いめにあったから船が
停泊している揺れのないこの間に。今日はたっぷりと汗を気持ち良くかけた。
この何か月は身体を動かすことに喜びを感じている。
以前は音や楽器を創作するのが趣味だったけど、今はそれが僕のお仕事。
それはとても幸せなことだと思っている、だから自分なりに一生懸命全力で力を注いでいる。
その一方、趣味というのが無くなってしまった。
映画鑑賞、そんなに見ないし、読書、これも最近は忙しさにかまけて読んでいない。
お酒、これは大好き!!けど趣味とは言えない。
そのお酒で昨年の6月に身体を壊してしまった。
10年くらい毎晩飲み続けていた、しかも量が多すぎたみたいだった。
そこで通いはじめたスポーツジム、水泳、ランニング、バイク、筋トレで肉体改造計画を
おかげで体重も10キロ減で身体も軽くなりだるさや
長年かかえていた腰痛まで良くなった。
それに汗をかくって気持ちがいい!!ってことを再発見。
それが今の一番の趣味になった、けど自分の性格上やり過ぎに注意しなくては。
本当に趣味は程々にってよく言ったものだ。


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